環境研究室

研究室の業務説明
医療施設や介護施設、給食施設と食品加工施設等、細菌に起因する感染や食中毒が発生し、今日的課題を呈しています。研究主題は、衛生環境の構築を目指し、細菌が原因で発生する感染の防止や、介護施設における加齢臭と排泄臭、調理や食品加工時に発生する臭い等に効果の高いとされる光触媒について、経時的実証研究をしています。
殺菌・抗菌と消臭を目的に、協栄テックス株式会社は三井鉱山株式会社(現在:(株)大野石油店が引継)と共同で開発した『光触媒+銀)と抗菌床(樹脂性抗菌材+銀)』プロヘリオスを施工して、6ヶ月から24ヶ月の経過観察から、可視光型光触媒と銀を担持した暗所対応型触媒効果を検証して、防菌防黴学会誌へ発表しています。
所属学会:日本防菌防黴学会 日本環境感染学会
研究成果については、防菌防黴学会誌や国際モダンホスピタルショウへの出展等で随時発表しています。
主な研究内容
- 防菌防黴学会誌掲載論文
1.光触媒・抗菌加工による厨房等の抗菌と消臭
2.光触媒による抗菌(消臭)効果の持続性の確認 - 光触媒や銀等の殺菌効果
- 光触媒の消臭効果
- 開発製品の商標登録
ホスピタルショウ出展ブース 新環境改善システム -プロヘリオス-
施工後の検体採取 細菌培養検査
施工から2年の細菌検査結果 施工から2年の臭気検査の結果